大野一雄舞踏研究所 公式Webサイト

公演のご案内

ダンスアーカイヴプロジェクト2017 (DAP2017)
プロジェクト大山 アンビギュアス・ダンスカンパニー 日韓共同制作
戦場のモダンダンス 「麦と兵隊」より

日本モダンダンスのパイオニア、江口隆哉と宮操子は1938年10月、帝国劇場で「麦と兵隊」を発表します。時は日中戦争の只中。翌年、舞踊団は従軍慰問の旅に出ます。「麦と兵隊」も一部が上演されました。慰問団は男性3人に女性7人。兵隊達は食い入るように舞台を見たに違いありません。戦地の観衆の姿は、数少ない写真資料から伺うことが出来ます。1942年まで4回に及ぶ慰問の旅。日本モダンダンス史上、おそらく最大数の観客を獲得した作品は、戦後再演されることはありませんでした。それはどのように作られ、見られた作品だったのか。「麦と兵隊」は謎に包まれたまま、前線の兵士達の巨大な影の中に消えていこうとしています。すでに再現不可能であることは自明。しかし歴史の沈黙であってはならないこのダンス作品の、微かな声に耳を傾けてみましょう。

日時 2017年2月17日(金)~19日(日)
会場 横浜赤レンガ倉庫1号館2Fスペース
料金 一般 3,000円/学生 2,500円/TPAM参加特典 2,500円
主催 大野一雄舞踏研究所
共催 NPO法人ダンスアーカイヴ構想


詳細情報

ダンスアーカイヴプロジェクト2016 (DAP2016)
ダンスアーカイヴからレクチャー・パフォーマンスへ

2014年から始まったダンスアーカイヴプロジェクト第三回目。今回はダンスアーカイヴ資料を出典として、レクチャー・パフォーマンス形式の作品制作を行います。舞踊家が、直接観客に語り、ダンス小品を披露し、それについてまた語り、映像等も駆使して重層的に展開します。舞踊家の身体はダンスの歴史の集積です。そこから発する動きと言葉によるレクチャー・パフォーマンスを試みます。ダンスアーカイヴは、資料を収集、保存するだけでなく、その中身を解釈し次代に伝える機能を持たなければならないと思います。アーカイヴ研究をこうして目に見える形に表すことで、新しい価値を発見し、その意義と有用性を実証することを目的にプロジェクトを進めています。

日時 2016年2月11日(木・祝) ~14日 (日) BankART Studio NYK 3F

チケット情報詳細・会場アクセスの詳細

会場 BankART Studio NYK 3F
入場料 1公演 3,000円/2回券 5,000円/3回券 6,000円
TPAM参加特典2回券 4,500円
主催 ダンスアーカイヴ構想

プログラムの詳細

大野一雄フェスティバル2015
生活とダンス

大野一雄の稽古場、大野一雄舞踏研究所は大野自身と家族が棲む家の隣に建てられました。生活の場と踊りの場が地続きに隣り合わせであることは、大野一雄の創作に深く関わることであったと思われます。大野一雄がしばしば語った「生活が踊りの先生だ」とは、概念ではなく、実践でした。1980年最初の欧州公演以降多くの研究生が海外から来日し、研究所周辺に滞在しながら、舞踏の稽古を行いました。研究所に迎えられる研究生は、ときに隣接する家族の食卓にも快く迎えいれられました。生活とダンスの地続きの実践から新しい芸術が生まれてほしい、大野一雄舞踏研究所におけるアーティスト・イン・レジデンスはそのようなものであると思います。本フェスティバル開催にあたり、公演、展示と共に、国内外アーティストのレジデンスプログラムを始動します。制作を原則公開し、滞在の最後に成果発表を行います。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

2015年10月3日(土) ~10月25日 (日) BankART Studio NYK

チケット情報詳細・会場アクセスの詳細

アーカイヴ展示 ■10月3日(土) -10月25日(日) 11:00〜19:00 入場無料

1961年横浜市保土ヶ谷区に開設されて以来、大野一雄、大野慶人、土方巽始め多くの舞踏家、国内外アーティストの創作の場となっている大野一雄舞踏研究所の活動を写真、映像等で紹介します。また特別展示として本年急逝した室伏鴻氏のソロ作品「quick silver」の完全映像を上映します。「quick silver」は大野一雄フェスティバル2005で、当時まだ未改修のBankART Studio NYK3階で初演されました。

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プログラムの詳細  

大野一雄フェスティバル2013
再び、時代の魂としての身体表現

大野一雄フェスティバル2013を開催します。2004年第1回のフェスティバルで「時代の魂としての身体表現」というテーマで大野一雄自身に焦点を当てたプログラムを展開しました。フェスティバルは年年規模を拡大し、視野を広げ、10年目を迎えました。本年は今一度、大野一雄が舞踊を通じて時代の魂に近づいていった人であるという自明の事実を思い起こし、継承し、創造する作業を続けます。 1階のホールでは 会期中3団体がレジデンスし、作品制作と発表を行います。3階では、ますます拡張を続ける現代のダンスに焦点をあて映像展示、アーカイヴ資料展示、ネット空間に溢れるダンスにもアプローチします。また、国際プログラムとして、リヨン都市共同体の国立振付センターディレクター、ユヴァル・ピック氏が率いる舞踊団を招聘します。さらに、大野一雄と深い親交があり、現代演劇に巨大な足跡を残した観世榮夫氏を追悼するKANZE HIDEO DAYを開催します。過去の優れた遺産は執着を持って現在に回収し、未来を思考するフェスティバルにしたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

2013年9月27日(金)〜11月3日(日) BankART Studio NYK、野外及び周辺地域
各公演:前売2,500円/当日3,000円

チケット情報詳細・会場アクセスの詳細

オープニングパーティ
■9月27日(金) 20:30開始
■会場 BankART Studio NYK 3F
■参加費500円
■眞島竜男による「今日の踊り」上演

展示
■9月27日(金)〜11月3日(日) 11:30〜19:00 (10月26日は休映)
■会場 BankART Studio NYK3F
■入場無料

【映像作品展示】

森村泰昌「大野一雄/ラ・アルヘンチーナ頌」のために三つの映像 (11分) 

眞島竜男「今日の踊り」全編展示

大野一雄フェスティバル2010の「ラ・アルヘンチーナ頌リコンストラクション」で発表された森村作品、また眞島竜男の「今日の踊り」全編を展示します。


【アーカイヴ資料展示】

大野一雄舞踏研究所アーカイヴ資料より、舞踏家、舞踊関係者等の証言を収録したインタビュー映像集を公開します。

ワークショップ
ユヴァル・ピック&小林円香 ワークショップ「Campfire」

■10月15日(火)から17日(木) 19:30-22:00
■場所 BankART Studio NYK 3F
■3日間の受講料: ¥6,000 公演チケット購入の方は ¥5,000


何気ない日常の動きからダンスの共通言語としての振付を、参加者のアイデアと共に作り上げていきます。ダンス経験は問いません。

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kof2012メイン画像

大野一雄フェスティバル2012を 開催します。

1960年代に舞踏を創始した土方巽は、「ダンスエクスペリエンスの会」を催して、革命的なダンス作品を次々と発表しました。「ダンスは体験である」という精神は、今も古びない、60年代文化の遺産です。ダンスエクスペリエンスを核に、過去(ダンスアーカイヴ)と未来(ダンスリテラシー)に視野を広げ、ダンスの世界を垂直的に見ていくことはできないでしょうか。 ダンスは人間の体を使う表現です。体が消滅すればダンスも消滅します。一方ダンスは、人から人へ、過去から現在へと受け継がれる文化です。消えてしまうから無くなるのではなく、消えてしまうから伝えられていく。ダンスアーカイヴはそのような構造を支えるためにダンスを記録し、共有の文化として蓄積します。 ダンスはいつの時代にもいかなる社会にも存在しています。誰でも踊ることができ、いろいろな踊り方があります。社会において時に奨励され、また時には禁止されることもあります。常に変化しながら、人類の歴史の中でただ一度展開しているダンス。ダンスリテラシーは、ダンスを広い概念で捉え、私たちが生活の中でダンスとどのようにつきあっていったらいいのかを考えます。

2012年9月7日(金)~10月7日(日) BankART Studio NYK ハンマーヘッドスタジオ新・港区
各公演:前売2,500円/当日3,000円 「Node/砂漠の老人ver.β」「PARAPARA part2」は料金が異なります。

チケット情報詳細・会場アクセスの詳細

Dance Archive
「集まれダンスアーカイヴ」
■2012年9月7日(金)〜10月7日(日) 11:30〜19:00 ■会場 BankART Studio NYK

放っておいたらゴミにされてしまうもの、メディアが古くて見られなくなってしまうビデオ、いろいろな所に眠っている貴重なダンス資料を集めて、公開します。危機にさらされる歴史資料の情報も募集します。会期中ダンスアーカイヴ作戦会議や公開研究会「土方巽最後の言葉」を開催。 日本には現代舞踊の資料を組織的、戦略的に収集し、公開する機関はまだありません。大野一雄フェスティバルは、大野一雄アーカイヴを推進して来ましたが、さらに土方巽アーカイヴや現在ヴッパタールで進められているピナ・バウシュアーカイヴとも研究協力し、広く現代舞踊の資料をアーカイヴするシステムを立ち上げていきます。 展示 : 大野一雄、土方巽、石井漠、崔承喜、高井富子、矢野英征、池宮信夫、石井みどり、横浜ダンスコレクション等のアーカイヴ資料、ピナ・バウシュ写真、ビデオ・インフォメーション・センターコレクションなど

Dance Literacy
ダンスリテラシー学校教育実践編~ダンスの喜びを探して

9-10月期毎週火曜 BankARTschool講座
中学保健体育でのダンス必修化に焦点を合わせ、教育現 場で「ダンス」の何を如何にして取り上げるかをワークショッ プ形式で考えます。全ての人がダンスを学ぶ新たな時代に、 舞踊教育研究者、社会学者、舞踊家にそれぞれの視点から ダンス授業の中身作りを提案してもらう講座です。詳細は BankART schoolにお問い合わせ下さい。 高橋和子(横浜国立大学教授)「 からだ気づき運動」 細川江利子(埼玉大学教授) 「2人のダンスー自由に、感じて、関わりながら」  岡登志子(振付家)「仰げば尊し」を踊る 平山満紀(明治大学准教授)ダンス授業の「男と女」

Dance Experience
大野一雄フェスティバル2012 in ハンマーヘッドスタジオ新・港区
 

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大野一雄フェスティバル2011
新・港村の円形劇場で開催します。

この劇場は未来の劇場です。和紙の壁は、外と内を堅牢に遮断するのではなく、内部の音と光と出来事を柔らかな波動にして外に伝えます。未来の劇場とは、未来に何かを伝えるための劇場ということでしょう。ここで何ができるかを考え、やってみるために、New Piece Projectを立ち上げます。アーティストが劇場に滞在し、作品を創作し発表するプロジェクトです。創作の場も公開します。

関連プログラム「シンポジウム」

2011年9月30日(金)~10月30日(日) 新港ピア/新・港村劇場及び周辺地域
各公演:前売2,800円/当日3,300円 10月22日は前売1,000円/当日1,500円(ワンドリンク付き)

チケット情報詳細・会場アクセスの詳細

Opening Event 9月30日(金) 19:30開演 会場:新・港村劇場

フェスティバルオープニングです。終演後パーティを催します。皆様のご参加をお待ちしています。

カリーヌ・サポルタ&プロジェクト大山 「Taste of Life Preview」

入場料:BankART LifeⅢ料金(一般300円、大学生250円、高校生200円) 新・港村バスポート、
またはトリエンナーレ特別連携チケットでご観覧頂けます。要予約。

出演者

カリーヌ・サポルタ、プロジェクト大山、アオキ裕キ、新人H、レジーヌ・ショピノ、Chang-Nong × TKO from omu-tone、富田大介 、藤本隆行、白井 剛、吉本大輔、川口隆夫、平井優子、辺見康孝、ダニー・ユン、ヤン・ヤン、シュ・スーチア、清水寛二、金井圭介、藍木二朗、坂田守、垣内美希、大橋可也&ダンサーズ、アンサンブル・ゾネ、大野慶人、梅棒、栗田真希、テス・タリサ・ブランシャール、松島誠、カワムラアツノリ、村田峰紀、赤い靴ジュニアコーラス、李冽理 他

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吉田隆一写真展
「舞踏家・大野一雄とともに」

2010年4月に亡くなった写真家・吉田隆一が2001年からライフワークとした
舞踏家・大野一雄さんの稽古場での姿と
大好きだったベルリンの街の作品を展示

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yukio nakagawa “self-portrait”/中川幸夫「自華像」

中川幸夫氏と大野一雄は、1991年東京渋谷のギャラリーTOMでの邂逅から、
2002年妻有アートトリエンナーレにおける、100万枚のチューリップの花びらを
信濃川河川敷に降らす空前の「天空散華」まで、幾たびかの歴史的出会いを重ねました。

このたび、中川幸夫氏の展覧会が東京で開催されますので、皆様にお知らせします。
会期中、「天空散華」の模様を伝える映像も上映されます。是非ご来場下さい。

<展覧会概要>
yukio nakagawa “self-portrait”/中川幸夫「自華像」

2011年1月15日(土)~30日(日)/休:月曜/13:00-20:00
会場:VACANT (東京都渋谷区神宮前3-20-13)
入場料:500円
主催:NO IDEA、yukio nakagawa archives
問い合わせ 03-6459-2962

*関連イベントあり。詳しくは 
www.n0idea.com

中川幸夫
1918年7月25日、香川県丸亀市に生まれる。3歳のとき事故による怪我が原因で脊椎カリエスを患う。
42年に池坊師範の伯母からいけ花を習い始めるも、51年に脱退。
個人のいけばな作家として活動を始め、いままでに多くの展覧会を開催。
多くのアーティストと交流をもちながら、独自の“前衛”いけばなの世界を追求してきた。


「大野一雄 花/天空散華 いけばな作家中川幸夫の挑戦」(DVD)
大野一雄と中川幸夫の出会いの頂点をなす、妻有アートトリエンナーレでの「天空散華」を捉えたNHKドキュメンタリーと大野一雄の2001年ソロ公演「花」を中心に近年の活動を収録した2枚組DVD。

NHKエンタープライズ, Canta Ltd. 2010年 DVD 2枚組
販売価格:10,290円(税込)(本体価格:9,800円) DVDの詳細と注文

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“KAZUO OHNO:103”
大野一雄写真展と映像上映

2010年12月14日~2011年1月14日
mc2gallery (イタリア、ミラノ)

監修:クラウディオ・コンポスティ、溝端俊夫

オープニングパーティー 
2010年12月14日 18:00~21:00

mc2gallery

Viale Col di Lana 8 – 4°cortile
Tel/fax +390287280910
www.mc2gallery.com

協力:
大野一雄舞踏研究所
Canta Co. Ltd
大野一雄アーカイブ - ボローニャ大学音楽演劇学科(DAMS)

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大野一雄フェスティバル2010

世界観の共有

大野一雄氏が2010年6月1日に103歳で亡くなりました。
氏の逝去後世界各地でいろいろな追悼の集いが開かれています。
あらためて氏の影響の大きさを思います。
不思議なことにそのような集まりは、どこか静かな満ち足りた想いに浸されているようにも見えます。
死によって失われたものでなく、大野氏が遺すものに思いをはせるとき、それは踊りではなく、
ジャンルや国境を超えたひとつの「世界」ではないでしょうか。

「大野一雄の世界」。

本フェスティバルに託されたことは、「世界観の共有」なのだと思っています。

2010年11月19日(金) ~ 12月12日(日)

【会場】BankART Studio NYK、その他周辺施設 /【受付】BankART Studio NYK 1階受付

【出演者】
笠井 叡 / 高井富子 / 創作ダンスひまわり会 / 中嶋 夏 / 山崎広太 / 羊屋白玉&スカンク / 金 満里 / 大橋可也&ダンサーズ / 上杉満代 / 大森政秀/Abe“ M”aria / 黑沢美香 / 大野一雄舞踏研究所研究生 / 森村泰昌 / 及川廣信/KENTARO!!/Julie Anne Stanzak / Eddie Martinez / 大野慶人 / ズニ・イコサヘドロン/Dance Company BABY-Q / タバマ企画 / 中村恩恵 / 岡 登志子 / 井野信義 / 今井和雄 / 飴屋法水 / 藍木二朗 / 穴井 豪 / テニスコーツ / 雪 雄子 / おやつテーブル/CAVA / 梅棒 / 古家優里 / プロジェクト大山 / 高橋和子 / 宮地弘和 / 松本みつぐ / 輪島裕介 / カワムラアツノリ / 初期型

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大野慶人舞踏公演のご案内
「いのち、生きる、いのり~日韓最高の音と踊りの響き」

「いのち、生きる、いのり」日韓最高の音と踊りの響き
-舞踏、ジャズ、韓国伝統自由即興舞、韓国伝統音楽とのSuperコラボレーション!

日時 2010年10月28日(木) 
会場 北沢タウンホール 開場6:30PM 開演7:00PM
チケット料金 前売6,000円 当日7,000円 (全席自由)
チケット予約・お問合せ Tel 03-3376-2471
主催 Japan Korea Channel実行委員会<N企画・35万K・jk-Channel>
後援 駐日韓国大使館 韓国文化院
出演 韓国伝統自由即興舞:金京蘭(キム キョンラン)
韓国伝統音楽:リュ インサン、ソ ヨンミン、イ ジンヨン
ジャズ:BIG3 中村誠一、水橋孝、市川秀男
舞踏:大野慶人

日韓併合から100年の節目を迎える2010年。両国がまったく新しい共生の道を歩み始める時がきました。歴史のはざまで苦しくも強く生き抜いた人びとと、これからの共に手を繋ぎ新しい時代を紡ぐ若い人たちへのメルクマールとして、この「いのち、生きる、いのり」が企画されました。音と踊りを通して、我らの根源の、喜び、悲しみ、怒り、楽しみ、喜怒哀楽の感性を蘇らせる、いのち歓ぶ一夜の祭り!

イープラス(http://eplus.jp)にてチケット発売中
詳細は、http://www.jk-channel.com/ でもご覧いただけます。

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「魂の風景」上映と大野慶人舞踏

1991年平野克己監督による幻の映画「魂の風景」上映と大野慶人ソロ「時の風」を上演します。

12:30 開場
13:00~14:15 魂の風景 #1
14:45~16:00 魂の風景 #2
大野慶人舞踏(30分)
平野克己監督トーク
17:30~18:45 魂の風景 #3
日時 2010年5月16日(日)
場所 横須賀市青少年会館ホール
(横須賀市深田台37  Tel 046-823-7630)
京急横須賀中央駅 徒歩5分
料金 一般1,000円 学生500円
主催 ヨコスカ・シネクラブ
問い合わせ 080-3558-6987

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大野慶人ワークショップ 「生活と舞踏」

BankART schoolでワークショップを行います。どうぞご参加下さい。

日時: 4〜5月の毎週木曜 19:30から21:30
場所: BankART Studio NYK
問い合わせ: BankART1929 045-663-2812
詳細は http://www.bankart1929.com/ の最新情報から

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【Antony and the Ohnos 魂の糧】

大野一雄のイメージをジャケットにしたアルバム「The Crying Light 」で一世を風靡したアントニー・ハガティーの音楽と大野一雄の映像、大野慶人の舞踏の共演が遂に実現。

詳細はこちらから

日時: 2010年2月 11日(木・祝) 19:00 開演
12日(金) 19:00 開演
場所: 草月ホール 全席指定
入場料: 5,000円

(写真: 山本宗補)

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大野一雄フェスティバル2009

大野一雄フェスティバル2009

ピナ・バウシュ、マース・カニングハム、宮操子、マイケル・ジャクソン。
20世紀の舞踊界の巨人たちが相次いで世を去りました。
ますます急速な時の流れの中で、この場で声を上げないものは瞬く間に忘れ去られてしまいます。

大野一雄フェスティバル2009は、「過去」に目を向け、
1930年代京劇の革新者程硯秋、昭和20年代のモダンダンス、
1959年舞踏の原点の「禁色」に焦点をあて、現在の視点からアプローチを試みます。
また、昨年の「場」のテーマを引き継ぎ、
BankART Studio NYKの倉庫の臭いを残す大空間を、多彩な参加者と共に「劇場化」します。

特別企画として、大野一雄とも親しい交流のあったピナ・バウシュを追悼する「RESPECT PINA BAUSCH」を開催します。

2009年9月25日(金) ~ 10月18日(日)

【会場】BankART Studio NYK、その他周辺施設 /【受付】BankART Studio NYK 1階カウンター

ズニ・イコサヘドロン(香港)、AAPA、プロジェクト大山、ケンジル・ビエン、田畑真希、穴井 豪、指輪ホテル、鈴木孝子(ベルリン)、アクセル・ドーナー(ベルリン)、祢津悠紀 、捩子ぴじん、舞踏舎天鶏、舘形比呂一、高泉淳子、ヨネヤマママコ、玉野黄市、石井満隆、笠井 叡、高井富子、小原明子(ブラジル)、大野慶人他

プログラム

フェスティバルオープニング

19:30 レクチャー「ピナ・バウシュがヴッパータルタンツテアター芸術監督に就任するまで」
佐々木修 (日本文化財団理事長)
20:30 Special Performance ズニ・イコサヘドロン
日時: 9月25日(金)19:00受付開始
会場: BankART Studio NYK
入場料: 無料

ズニ・イコサヘドロン 「Tears of Barren Hill (荒山泪)」

名優梅蘭芳(メイ・ランファン)と並び称された天才京劇俳優程硯秋(チェン・イエンチウ)の生き方を今日の視点から捉え直す、コンテンポラリー北京オペラ。香港現代演劇の鬼才ダニー・ユン最新作。昆劇の名優が上海と南京から参加します。

日時: 9月26日(土)16:00開演
9月27日(日)16:00開演
会場: BankART Studio NYK 3F
演出: ダニー・ユン(榮念曾)
出演: カ・チュン(柯軍) ラン・ティエン(藍天) スン・チン(孫晶)
入場料: 前売 2,000円/当日 2,500円
ズニ・イコサヘドロン (ZUNI ICOSAHEDRON・進念十二面体)
1982年香港で設立した実験演劇集団。これまで150以上のオリジナル作品を上演しているほか、メディア作品、アート教育など広範な分野で活動する。1990年代から伝統オペラと協働し作品を制作、またパフォーミングアーツの無形文化遺産の継承と保存について調査研究を行っている。
ダニー・ユン
ズニ芸術監督として国内外で作品を発表。代表作に、「Journey to East」「百年の孤独シリーズ」など。2000年よりFestival of Visionを開催。1000人以上のアーティストが世界35ヶ国から参加する、クロスカルチュラルなフェスティバルを展開している。2010年上海万博では日本館のメインショーを佐藤信氏と共同演出する。

AAPA 「COVERS」

AAPA(アアパ/Away at Performing Arts)はダンスパフォーマンス、環境音響、照明美術、建築など異なるジャンルで活動するメンバーが集まり、日常空間をベースに実験的な舞台創作を行うグループ。今回はBankART Studio NYK3階のスペースをフルに使用し、「場所」についてのAAPAの世界を構築します。

日時: 10月3日(土) 16:00開演 19:30開演 (開演30分前から受付開始)
*マチネ終演後出演者によるポストパフォーマンストークあり
会場: BankART Studio NYK 3階
構成/演出: 上本竜平
出演: 永井美里 朝弘佳央理 三枝はな 工藤洋子
入場料: 前売 2,000円/当日 2,500円

横浜ダンス界隈2009

街中の様々の空間を活用してダンス公演を行いながら、観客は地図を片手に移動しながら見るプロジェクト。今年は、日本大通りを軸に展開します。詳細ルートは当日発表。小雨決行。

日時: 10月4日(日) 14:30開演
14:15までにBankART Studio NYKで受付をして下さい。
会場: 馬車道周辺から山下公園までの6ヵ所を予定
出演: 玉野黄市、田畑真希、穴井豪、指輪ホテル、ケンジルビエン他
入場料: 前売 1,500円/当日 2,000円

鈴木孝子「MENUT」

ダンスと音楽、ビデオによる都市変層学プロジェクト。サシャ・ヴァルツカンパニーの中心ダンサー/振付家の鈴木孝子、音楽家のアクセル・ドーナー、映像作家の祢津悠紀の3人がそれぞれの視点から横浜の街で採集したマテリアルを元に、もうひとつの街の肖像を創り上げることを試みます。

日時: 10月9日(金) 19:30開演
10月10日(日)16:00開演
(開演30分前から受付開始)
*各公演、終演後出演者によるポストパフォーマンストークあり
会場: BankART Studio NYK 3階
出演: 鈴木孝子、アクセル・ドーナー(音楽) 祢津悠紀(映像)
入場料: 前売 2,000円/当日 2,500円

禁色初演50周年記念企画「禁色 work in progress」

1959年土方巽演出、土方巽と大野慶人とのデュオによって初演された「禁色」を3日間の連続企画で徹底解剖します。「禁色」前後の作品を、当時の「体験者」とともにふり返り、「禁色」に向かう軌跡と、「禁色」から向かう軌跡を検証します。

入場料: 前売 2,000円/当日 2,500円

「禁色 work in progress I 1957〜1959」

1957年土方巽とのデュオ「チノとテテ」で共演した小原明子氏を招き、禁色前夜の情景を探ります

日時: 10月11日(日) 16:00開演
終演後出演者によるトークセッションあり
ダンス: 小原明子 大野慶人 和栗由紀夫
ファシリテーター: 森下隆

「禁色 work in progress II 1959」

「禁色」は1959年5月現代舞踊協会新人公演で初演され、同年9月「禁色Ⅱ」が再演されます。ふたつの「禁色」の実像に迫ります。

特別上映「へそと原爆」(細江英公監督作品)

日時: 10月12日(月祝) 16:00開演
ダンス: 若松美黄 大野慶人
トーク: 細江英公 若松美黄 大野慶人
ファシリテーター: 森下隆

「禁色 work in progress III 1960」

60年代土方巽作品に参加した舞踏家を招き連続公演を行います。終演後出演者によるトークセッションあり。

日時: 10月16日(金) 19:30開演
ダンス: 石井満隆 高井富子 笠井叡 大野慶人
ファシリテーター: 森下隆

プロジェクト大山
「動乱に生きた人々」〜モダンダンスのリコンストラクション〜

江口隆哉、宮操子等昭和20年代の日本を代表する舞踊家の映像資料から、新たな作品を作り出す試みです。舞踏の母体でもある戦争直後のモダンダンスを現在の視点から解剖します。

日時: 10月17日(土) 16:00開演
*終演後出演者によるポストパフォーマンストークあり
会場: BankART Studio NYK 3階
出演: プロジェクト大山
入場料: 前売 2,000円/当日 2,500円

横浜迷宮劇場

BankART Studio NYKの全館いろいろな空間を巡りながら、独立した短い作品を見ていく回遊型プロジェクト。終演後、フェスティバルクロージングパーティーも開催。

日時: 10月18日(日) 15:00開演
(開演30分前から受付開始)
*終演後17:30よりクロージング・パーティー(参加費500円)
会場: BankART Studio NYK内各スペース
出演: 舞踏舎天鶏、高泉淳子、舘形比呂一、大野慶人、ヨネヤマママコ、梅棒、捩子ぴじん
入場料: 前売 2,500円/当日 3,000円

【展示とレクチャー】RESPECT PINA BAUSCH

6月30日に急逝したピナ・バウシュを追悼する企画を開催します。写真、映像、書籍等を展示。毎年のように来日し、日本文化にも多大な関心を寄せたピナ・バウシュの仕事は、日本人にとってどのような意味があるのでしょうか。ピナ・バウシュとタンツテアターの仕事をふり返ります。

日時: 9月25日(土)〜10月18日(日) 11:30〜19:00
入場料: 展示観覧は無料

レクチャー

10月17日(土)18:00 貫成人 (専修大学教授) 「ピナ・バウシュのタンツテアター」

各公演の半券で入場可 レクチャー参加のみの場合は参加費500円

©エー・アイ 飯島 篤

チケット情報

各公演: 前売 2,000円/当日 2,500円
横浜ダンス界隈: 前売 1,500円/当日 2,000円
横浜迷宮劇場: 前売 2,500円/当日 3,000円

※学生・シニア(60歳以上)券 各公演 500円割引き(学生証等提示して下さい)
※高校生以下無料

横浜在住者は前売り半額
(横浜市在住を証する書類等提示してください)

ご予約・お問い合わせ

ご予約はメールにてご来場日・氏名・ご連絡先を明記の上お申し込みください。(お電話でのご予約も受け付けています)

info@kazuoohnodancestudio.com

アクセス

BankART Studio NYK

横浜市中区海岸通3-9 TEL 045-663-2813
横浜みなとみらい線「馬車道駅」6番出口 [赤れんが倉庫口]徒歩5分

主催: BankART1929 、大野一雄舞踏研究所
共催: 横浜市開港150周年・創造都市事業本部
助成: 平成21年度芸術創造活動特別推進事業(文化芸術振興費補助金)
協力: BankART1929 、 Tanztheater Wuppertal、art gallery on the wind、日本文化財団
写真協力: 株式会社エー・アイ、飯島篤

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【梅津和時 KIKI BAND ALCHEMIC TOUR 2009】

梅津和時 KIKI BAND ALCHEMIC TOUR 2009 に大野慶人客演

期 日: 2009年6月7日()
場 所: 横浜 7th Avenue4
出 演: KIKI BAND 旅団 Ritomo
~Special Guest~ 大野慶人
時 間: OPEN 17:00 START 18:00
チケット: 前売り¥3500 当日¥3800(共に1ドリンク別途)

【お問い合わせはこちら】

TEL 045 - 641- 2484 - 横浜市中区山下町252グランドベリー横浜B1

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【大野一雄フェスティバル2007】

「ラ・アルヘンチーナ頌」(1977) 初演30周年記念開催

期日:2007 年10 月5 日(金) ~21 日(日)
会場: BankART Studio NYK /神奈川県立青少年センター

第4回大野一雄フェスティバルを開催します。
本年は、大野一雄の代表作「ラ・アルヘンチーナ頌」が1977年に初演されて、30周年にあたります。そこで、「ラ・アルヘンチーナ頌」関係のアーカイブ資料展示を行うと共に、「ラ・アルヘンチーナ頌」に触発されて制作した公募作品を連続上演します。
さらに、劇場公演プログラムとして、コンテンポラリーダンスの巨星カロリン・カールソンの12 年ぶりの来日公演、韓国と日本を代表する舞踏家キム・メジャ(金梅子)、大野慶人のデュオ作品の本邦初演、そしてインドネシアと韓国から伝統と現代を繋ぐ新進のカンパニーBimo Dance Theater と Chumsori Dance Company を招き、日本の舞踏家も参加してのアジア的祝祭空間を BankART Studio NYK で展開します。
また、今回のフェスティバルは、奇跡の舞踏家大野一雄の101歳の誕生日を記念するニューヨーク、ジャパン・ソサエティー主催による、「KAZUO OHNO 101」(10月9日~ 27日 ニューヨーク)と同月開催します。

公演プログラム情報

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Double Vision Carolyn Carlson
映像:Electronic Shadow

A プロ
カロリン・カールソン ソロ 「DOUBLE VISION」

10 月5 日[ 金] 19:00 開演( 約60 分)

会場:神奈川県立青少年センターホール

前売り(全席指定) 一般 3,000円 学生・シニア割 2,500円
当日(全席指定) 一般 3,500円 学割・シニア(65 歳以上) 割 3,000円

振付・出演:カロリン・カールソン
映像:Electronic Shadow (ナジア・メスタウイ、ヤシーヌ・アイトゥ・カシ)

1970 年代にパリオペラ座のディレクターに就任し、ヨーロッパのコンテンポラリーダンスの生みの親として歴史的軌跡を残してきたカロリン・カールソンが、12 年ぶりに来日し、日本では初めてソロ作品を上演します。今回は、平成16 年度文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した映像作家ユニットElectronic Shadow の映像が全編投影され、虚と実が激しく交錯する中で、カールソンの存在が様々のイメージを喚起します。
(右写真)

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春の花 秋の月 大野慶人、キム・メジャ

B プロ
キム・メジャ+ 大野慶人デュオ「春の花 秋の月」

10 月12 日[ 金] 19:00 開演(約60分)

会場:神奈川県立青少年センターホール

前売り(全席指定) 一般 3,000円 学生・シニア割 2,500円
当日(全席指定) 一般 3,500円 学割・シニア(65 歳以上) 割 3,000円

振付・出演:キム・メジャ( 金梅子) 大野慶人

キム・メジャ、大野慶人は舞踊家として異なる文化背景、異なるキャリアをもち、しかし60 年代以降それぞれの国で起きた劇的な舞踊の革新運動のただ中で活動してきたという共通点を持っています。重厚な存在感と清冽な透明感を併せ持つ、日韓を代表する舞踊家の静かな邂逅が作品になりました。この作品は、2006 年4 月、パリ日本文化会館主催、韓国文化センター共催によりパリで初演しました。

C プロ 「ラ・アルヘンチーナ頌」に触発された公募作品連続上演

10 月13 日[ 土] 18:00 開演 14 日[日] 15:00 開演
会場:BankART Studio NYK

キュレーター: 吉増剛造(ポエトリー) 土取利行(音楽) 上杉満代(舞踏) オフニブロール(その他)

自由席(ワンドリンク付) 前売り 2,000円 当日 2,500円

本年は大野一雄の代表作「ラ・アルヘンチーナ頌」が1977年に初演されて30周年の節目を迎えます。当時71歳の大野一雄に、奇跡のように降臨し、ダンスの歴史を塗り替えることになったこの作品は、現在の我々にとってどのような意味を持つのでしょうか。4 人のキュレーターと公募参加者が、「ラ・アルヘンチーナ頌」に触発された作品を連続上演することで、その検証を試みる実験プロジェクトです。
ダンス、音楽、ポエトリー、その他の4部門に分けて公募します。「競争型公募」ではなく、キュレーターの出す課題に回答することから始まる「対話型公募」を志向します。上演にはキュレーター自身も参加します。応募要領詳細はこちらまで。

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上:Bimo Dance Theater
下:Chumsori Dance Company

D プロ
ASIA TRI アジア・トライ BankART が Asia になる

10月20日[土] 18:00 開演 21日[日]15:00 開演

会場:BankART Studio NYK

出演:Bimo Dance Theater(インドネシア) Chumsori Dance Company(韓国) 和栗由紀夫 雪雄子 鶴山欣也 武内靖彦 秀島実 イマージュオペラ

自由席(ワンドリンク付) 前売り 2,000円 当日 2,500円

舞踏は、Butoh として80年代から欧米で高い評価をうけ、現在まで様々の形で各地に根をおろしてきましたが、 近年さらにアジア各国の伝統文化をバックグラウンドに持つアーティストの関心をひいています。アジアとの交流をさらに深め、また、舞踏の現在を反映する意味で、インドネシアのビモ・ダンス・シアターと韓国のチュムソリ・ダンス・カンパニーという伝統舞踊の強力な基礎を持ちながら、日本の舞踏とも通底する現代性を持つグループを招聘し、日本人舞踏家と共同公演を行います。

● 10月21日終演後はクロージングパーティーを行います。

特別ワークショップ「精神のリレー」カロリン・カールソン/キム・メジャ/大野慶人

10月6日~ 20日 各週土曜 14:00-17:00 全3回
会場:BankART Studio NYK

参加費 9,000円

テクニックを学ぶのでなく、ジャンルを越えて、舞踊の精神に触れるワークショップを、今回劇場プログラムに参加する3 人の振付家が開催します。対象は神奈川県下でバレエを学ぶ方を主とします。全3 回参加可能な方を優先的に受け入れます。

展示プログラム情報「ラ・アルヘンチーナ頌1977」

10月5日[金] ~ 21 日[日] 11:30 ~ 19:00
会場:BankART Studio NYK

キュレーター: 吉増剛造(ポエトリー) 土取利行(音楽) 上杉満代(舞踏) オフニブロール(その他)

入場無料 (公演時間と重なる場合は入場が制限される場合があります。)

初演記録映像、ポスター、衣装等を展示します。

出演者略歴

カロリン・カールソン
北フランス、ルベに拠点を置く、国立振付センター芸術監督。1971 年来仏。フランス現代舞踊界の中心人物となった。パリオペラ座、パリ市立劇場、アヴィニヨンフェスティバル等で不滅の金字塔を打ち立てる。傑出した舞踊家、振付家であり、ベニスのフェニーチェ劇場でバレエ作品上演、ストックホルムのクルベルクバレエを演出、フィンランド国立バレエ、ヘルシンキ市立劇場でレジデンスアーティストとして活躍した。また、NDT3 やパリオペラ座に振付家として招かれた。2006 年6 月、ベニスビエンナーレから振付家として初めての金獅子賞を授与された。

Electronic Shadow
建築家ナジア・メスタウイとデザイナーヤシーヌ・アイトゥ・カシの映像制作ユニット。「3 minutes」で平成16 年度文化庁メディア芸術祭アート部門大賞を受賞した。ナジア・メスタウィ:1975 年、ブリュッセル生まれ。ブリュッセルのLa Cambre 大学で建築の学位を受ける。建築および都市デザイン技術で活躍。ヤシン・アイトゥ・カシ:1973 年、パリ生まれ。パリのENSAD でグラフィックデザイン、ビデオ、マルチメディアを専攻。カルチャー系のマルチメディアのデザイナー、監督として活躍。またフランスのテレビ局でも仕事を行なっている。作品については http://www.electronicshadow.com/ を参照ください。

金梅子 キム メジャ
12 歳からダンスを始め、韓国伝統舞踊のルーツをなす宮廷舞踊、仏教舞踊、民族舞踊、シャーマニズム舞踊や伝統音楽などを修得する。60 年代に、韓国舞踊を基盤とした新たなスタイルを創造する。1976 年に創舞会を設立、85 年には韓国で最初の舞踊専門劇場ポストシアターを開設し、以後毎年フェスティバルを開催している。また、1988 年にはソウルオリンピック閉会式の舞踊芸術監督を務めた。2002 年韓日共同創作オペラ「春香」監修。また2005 年「沈清」( シムチョン) を東京・滋賀・北九州で公演。2006 年韓仏国交120 周年記念公演でカロリン・カールソンとの共同作品「スロームーン」を発表、高い評価を得た。

大野慶人 おおの よしと
1938 年東京に生まれる。1959 年大野一雄作品「老人と海」でデビュー。同年土方巽の「禁色」に少年役で出演した。60 年代には暗黒舞踏派公演に参加、69 年新宿厚生年金でソロ公演。以後10 余年の沈黙をへて、1985 年「死海」で大野一雄と共演しカムバックした。86 年以降大野一雄の全作品を演出。1998 年、郡司正勝氏の遺稿を基にソロ作品「ドリアン・グレイの最後の肖像」を上演。2005 年大野一雄フェスティバルでソロ「一心」。2007年大野一雄100 歳を記念するガラコンサート「百花繚乱」を演出。著書に「大野一雄 魂の糧」(フィルムアート社)。

Bimo Dance Theater ビモ・ダンス・シアター
インドネシア文化発祥の地、ジョクジャカルタ市を拠点に、伝統と現代を融合した活動を展開するカンパニー。振付家ビモ・ウィオハトモは、ジョグジャカルタ生まれ。10 歳からジャワ舞踊を習い舞台にたつ。高校から美術学院に進み舞踊と離れていたが、1979 年に舞踊の巨匠バゴン氏の芸術学校に入り再び舞踊界に戻る。1993 年ビモダンスシアターを設立し現在にいたる。今回はインドネシア音楽界のスーパースター、イニシスリが特別参加。
振付・ダンス:ビモ・ウィオハトモ / ダンス:ブサール・ウィドド、アンテル・アスモロテージョ、アプリリア・エカサリ / ワヤン:エコ・プルノモ / 音楽:イニシスリ、イズミ ナガノ / 制作:バンバン・パ二ンロン / 技術:イクバル・トゥワシカル

Chumsori Dance Company チュムソリ・ダンス・カンパニー
女流韓国舞踊家ヤン・へジンが主宰する、伝統舞踊の様式とシャーマニズムが融合した独特の舞台を展開するカンパニー。代表のヤン・へジンは、筑波大学社会人類学博士課程終了後、韓国帰国後にはシャーマンの修行をする。その後ソウル芸術大学、スンチョン学において舞踊を教授すると共に、チュムソリ・ダンス・カンパニーを設立。多数のメンバーを各公演毎に選抜しながら、伝統の枠に止まらない多彩な作品を生み出している。
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「ラ・アルヘンチーナ頌」ポスター 1977
写真:細江英公 デザイン:田中一光

>>>ラ・アルヘンチーナ頌(しょう)について

「ラ・アルヘンチーナ頌」は、1977 年有楽町第一生命ホールで土方巽演出により、大野一雄のソロ作品として初演されました。ラ・アルヘンチーナ( 本名アントニア・メルセ) は、スペインの宮廷舞踊や民俗舞踊を革新し、新たなスタイルを創造した歴史的舞踊家です。1929 年来日し、帝国劇場で公演したアルヘンチーナを見た大野一雄( 当時22 歳) は、半世紀を経て彼女を讃える作品を上演しました。この作品は1980 年のナンシー演劇祭でも上演され、世界のダンス界に大きな衝撃をもって受け入れられました。初演から1994 年まで世界各地で119 回の公演を重ねた、大野一雄の代表作です。

チケット情報

A プロ・B プロ 全指定席
前売 一般:3,000 円/学割・シニア割:2,500 円( 割引前売りチケットはBankART1929 のみで販売)
当日 一般:3,500 円/学割・シニア(65 歳以上) 割:3,000 円

C プロ・D プロ 自由席ワンドリンク付
前売:2,000 円 当日:2,500 円 クロージングパーティー 参加費:500 円

通し券特別割引 BankART1929 のみで販売します。学割・シニア割との組み合わせはありません。

4 公演通し券 A +B +C + D + クロージングパーティー → 8,000 円 (C,D は日にち指定)

6 公演通し券 A+B+(C × 2)+(D × 2) + クロージングパーティー → 10,000 円


チケット予約・お問合せ


(有)かんた(大野一雄舞踏研究所事務局)
info@kazuoohnodancestudio.com(クリックしていただくとメーラーが開きます)
※お名前、ご予約日時・枚数、ご住所を必ずお書き添えの上、上記アドレスまでメールをお送り下さい。後ほど、ご予約確認メールをお送りいたします。
TEL/FAX 03-3450-6507

BankART1929
ohnofes@bankart1929.com(クリックしていただくとメーラーが開きます)
※お名前、ご予約日時・枚数、ご住所を必ずお書き添えの上、上記アドレスまでメールをお送り下さい。後ほど、ご予約確認メールをお送りいたします。
TEL 045-663-2812/FAX 045-663-2813
http://www.bankart1929.com

電子チケットぴあ(A プロ・B プロのみ、9 月1 日[土] 発売)
TEL 0570-02-9999
P コード379-764(A プロ・B プロ共通)
http://pia.jp/t


会場案内

BankART Studio NYK
横浜市中区海岸通3-9 TEL 045-663-4677
みなとみらい線馬車道駅万国橋口から徒歩4 分

神奈川県立青少年センター
横浜市西区紅葉ヶ丘9-1 TEL 045-263-4475
JR 根岸線、横浜市営地下鉄桜木町駅から徒歩10 分


主催:大野一雄舞踏研究所/ BankART1929
共催:横浜市開港150 周年・創造都市事業本部
助成:平成19 年度文化庁芸術創造活動重点支援事業
企画協力:OFFICE SOGA(ASIA TRI)

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【大野一雄関連プログラム】

Kazuo Ohno : Audiovisual Retrospective
9月14日[金] ~ 16日[日] アジア・フェスティバル バルセロナ
Kazuo Ohno 101 大野一雄101 歳記念:舞踏パレードの3週間
10月9日[火] ~ 27日[土] ジャパン・ソサエティー 創立100周年記念事業
大野一雄の101歳の誕生を祝う、3週間にわたる舞踏祭。
出演:麿赤児と壺中天、エイコ&コマ、若手アメリカ人ダンサー( 笠井叡振付)、大野慶人 他
明治学院大学言語文化研究所・文学部芸術学科主催 国際シンポジウム 「大野一雄 舞踏と生命」
11月17日[土] ~ 18日[日] 明治学院大学
バネリスト:渡辺保(放送大学教授)/エウジェニア・カジニ・ロパ(ボローニャ大学教授)/辻惟雄(MIHO MUSEUM 館長)/細江英公(写真家)/國吉和子(早稲田大学客員教授)他
Kazuo Ohno : danseur centenaire de Butô 大野一雄 舞踏家の百年展
11月23日[金] ~ 25日[日] ジュネーブ現代映像センター

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