ワークショップ概要

コンテンポラリーダンスは同時代の価値観の中で生まれて来るダンス。
作品に様式を持ち込まず自由な発案で創造されるダンスです。

わたしは、関西の法喜舞踊研究所でモダンダンスの基礎を学び、90年代にドイツのフォルクヴァンク大学でヨーロッパのダンスメソッドを研究しました。ドイツ留学中に大野一雄さんの「ラ・アルヘンチーナ頌」をヴッパタールのピナ・バウシュの劇場で見たのは今も忘れられない思い出です。大野一雄さん、大野慶人さんのダンスは、同時代の価値観の中で生まれたものなので、世界の多くの人から見られるのだと思います。それはコンテンポラリーダンス、同時代の舞踊です。

私は、このワークショップを通して、私のコンテンポラリーダンスを伝え、皆さんと一緒に、来たるべきコンテンポラリーダンスについて、無垢なまなざしを持って考えたいと思っています。ダンス経験は問いません。あらゆる方の参加を歓迎します。