ピナ・バウシュのメソッドを発展させた独自のメソッドによるワークショップです。静寂の中、床に寝て始まり、身体の中心や重心について探り、自分の身体の声と体の要求をただ単純に聞きます。次に立ったポジションで空間を移動し、自分に真実であることと同時に、他の人を妨げることなく、空間に参加します。そして次第に動きを発展させ、速度を上げながら、各自の身体や精神の境界を超える挑戦をします。彼女の作業は、特に重心やエネルギー、呼吸、動きの質に集中し、空間を使うこと、なめらかさやハーモニーの探究はワークショップの軸となります。

「見えない引力」
ときには海に落ち
狂ったような波に翻弄され
安く買いたたくやからの手に落ちる
ときには空に昇り
運命の車輪になる
ときには月と一緒に膨らみ
ときには太陽と一緒に回る
（中略）
ときには海、ときには湖
ときには君主、ときには奴隷
ときには春、ときには摘み取られた薔薇
交代も休憩もなく、身体でもなく人間でもなく
神の他、何もない
どこに回ればいいのか？

E.Roumi

ニナ・ディプラ経歴
現在、パリを拠点に、リヨン、オルレアンなどフランス国内でコンテンポラリーダンスの講師として活躍中。フォルクヴァング大学でピナ・バウシュに師事、フォルクヴァング・ダンススタジオのメンバーになり、ピナ・バウシュの作品「春の祭典」で踊り、その後もブッバダール・ダンスシアターでアシスタントを務める。

主催：大野一雄舞踏研究所　有限会社かんた
協力：祖父江洋子
お問い合わせ：有限会社かんた　03-3450-6507
　　　　　　　info@kazuoohnodancestudio.com
　　　　　　（当日は大野一雄舞踏研究所045-381-2333まで）

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