「胡蝶の夢―大野一雄」展
Exhibition "The Butterfly Dream- Kazuo Ohno"
期間 | 2012年8月4日―9月30日 |
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会場 | Scalone Vanvitelliano, Proartis(ペザロ市)、Sponge Living Space(ペルゴラ市) |
展覧会概要
MACULA(国際写真芸術センター)、Proartis、Sponge ArteContemporaneaが、ミラノのmc2ギャラリーの協力と、イタリアのマルケ州、ペーザロ・エ・ウルビーノ県、ペザロ市の後援を得て、大野一雄に捧げるイベントを開催する。第33回ローッシーニ・オペラ・フェスティバルと第9回ハングアートフェスティバルとも連携し、ビデオ上映、写真や公演プログラムの展示、ダンス公演やシンポジウムを予定。
9月には、大野一雄アーカイブのあるボローニャ大学のエウジェニア・カジニ・ロパ教授も舞踏シンポジウムに参加する。
Sponge Living Spaceでは、6月29日に始まった展覧会「Perfect Number」で大野一雄のビデオ作品を上映中。MACULAの発表の場であるScalone Vantvitellianoでは、日本人写真家、池上直哉や荒木経惟、細江英公の写真を展示。20世紀を代表する写真家である細江英公は、大野一雄の100歳を記念して素晴らしい写真集『胡蝶の夢』を刊行、大野一雄に献上している。
8月4日18時からのオープニングでは、予約した観客に自転車が供給され、観客は、マルコ・ベッケリーニの振付によって市街を抜けていくダンサー達を自転車で追うことになっている。パフォーマンスはモンテ広場を出発し、ブランカ通り、ファルコーネ・ボルセリーノ広場、ミラルフィオーレ公園を抜け、Proartisまで行く。参加者は、一列になって自転車をこぎつつ、パフォーマンスを楽しむという趣向だ。
展覧会は8月24日から9月まで一旦お休みとなるが、他のイベントもある。8月31日には、Casa Spongeにてクリオ・ガウデンツィが大野一雄に触発された作品を発表する。ガウデンツィは、長年身体に取り組んできており、ベルリンでマイムを学び、トリエステのクラウディオ・ミスクリン、エマ・ダンテとも仕事しているアーティストである。
展覧会の再開は、ハングアートフェスティバルが始まる9月15日から。舞踏家大西小夜子の公演もある。
展覧会会場
Scalone Vanvitelliano(ペザロ市モンテ広場/マテルニタ通り) Proartis (ペザロ市ポンキエッリ通り87) Sponge Living Space(Casa Sponge) (ペルゴラ市メザノッテ通り84)
実行委員会
MACULA、クラウディオ・コンポスティ、溝端俊夫、ジャック・フィッシャー、ハングアートフェスティバル、Proartis、Sponge ArteContemporanea 企画協力:mc2 gallery(ミラノ)、大野一雄舞踏研究所、有限会社かんた、Kazuo Ohno Archive、Alma Mater Studiorum(ボローニャ大学)
オープニング:8月4日(土)18:00~
開催期間:
8月5日―23日
Scalone Vanvitelliano 水-日18:00~22:00
Proartis 月-金16:00~20:00
Sponge Living Space 予約制
休館 8月24日~9月14日
再開 9月15日(土)ハングアートフェスティバル同時開催
9月15日―30日 水-金 17:00~20:00 土・日 11:00~13:00、17:00~20:00
8月31日 Sponge Living Spaceにて、スペシャルイベント
9月15日―30日 ハングアートフェスティバル開催
後援:ペザロ市、ペザロ県 ウルビーノ県、マルケ州
協賛:UniCredit、Arredo cad、Pesaro Parcheggi、Pesonetto