大野一雄フェスティバル2012を開催します。
1960年代に舞踏を創始した土方巽は、「ダンスエクスペリエンスの会」を催して、革命的なダンス作品を次々と発表しました。「ダンスは体験である」という精神は、今も古びない、60年代文化の遺産です。ダンスエクスペリエンスを核に、過去(ダンスアーカイヴ)と未来(ダンスリテラシー)に視野を広げ、ダンスの世界を垂直的に見ていくことはできないでしょうか。 ダンスは人間の体を使う表現です。体が消滅すればダンスも消滅します。一方ダンスは、人から人へ、過去から現在へと受け継がれる文化です。消えてしまうから無くなるのではなく、消えてしまうから伝えられていく。ダンスアーカイヴはそのような構造を支えるためにダンスを記録し、共有の文化として蓄積します。 ダンスはいつの時代にもいかなる社会にも存在しています。誰でも踊ることができ、いろいろな踊り方があります。社会において時に奨励され、また時には禁止されることもあります。常に変化しながら、人類の歴史の中でただ一度展開しているダンス。ダンスリテラシーは、ダンスを広い概念で捉え、私たちが生活の中でダンスとどのようにつきあっていったらいいのかを考えます。
2012年9月7日(金)~10月7日(日) BankART Studio NYK ハンマーヘッドスタジオ新・港区
各公演:前売2,500円/当日3,000円 「Node/砂漠の老人ver.β」「PARAPARA part2」は料金が異なります。
Dance Archive
「集まれダンスアーカイヴ」
■2012年9月7日(金)〜10月7日(日) 11:30〜19:00 ■会場 BankART Studio NYK
放っておいたらゴミにされてしまうもの、メディアが古くて見られなくなってしまうビデオ、いろいろな所に眠っている貴重なダンス資料を集めて、公開します。危機にさらされる歴史資料の情報も募集します。会期中ダンスアーカイヴ作戦会議や公開研究会「土方巽最後の言葉」を開催。 日本には現代舞踊の資料を組織的、戦略的に収集し、公開する機関はまだありません。大野一雄フェスティバルは、大野一雄アーカイヴを推進して来ましたが、さらに土方巽アーカイヴや現在ヴッパタールで進められているピナ・バウシュアーカイヴとも研究協力し、広く現代舞踊の資料をアーカイヴするシステムを立ち上げていきます。 展示 : 大野一雄、土方巽、石井漠、崔承喜、高井富子、矢野英征、池宮信夫、石井みどり、横浜ダンスコレクション等のアーカイヴ資料、ピナ・バウシュ写真、ビデオ・インフォメーション・センターコレクションなど
Dance Literacy
ダンスリテラシー学校教育実践編~ダンスの喜びを探して
9-10月期毎週火曜 BankARTschool講座
中学保健体育でのダンス必修化に焦点を合わせ、教育現
場で「ダンス」の何を如何にして取り上げるかをワークショッ
プ形式で考えます。全ての人がダンスを学ぶ新たな時代に、
舞踊教育研究者、社会学者、舞踊家にそれぞれの視点から
ダンス授業の中身作りを提案してもらう講座です。詳細は
BankART schoolにお問い合わせ下さい。
高橋和子(横浜国立大学教授)「 からだ気づき運動」
細川江利子(埼玉大学教授)
「2人のダンスー自由に、感じて、関わりながら」
岡登志子(振付家)「仰げば尊し」を踊る
平山満紀(明治大学准教授)ダンス授業の「男と女」
Dance Experience
大野一雄フェスティバル2012 in ハンマーヘッドスタジオ新・港区
プログラム (タイトルをクリックすると詳細を表示します)
Dance Experience
ハンマーヘッドスタジオ新・港区公演第一夜
中村恩恵 岡登志子「白い夜」
「心の中から動きが出て来る。自分の身体を使って人を思う気持ちを踊りにできればと思います。「白い夜」は私が生まれた夜の事です。
9月7日(金) 19:30開演
振付・出演 : 中村恩恵 岡登志子
音楽 今井和雄(ギター)
会場:ハンマーヘッドスタジオ新・港区
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
ハンマーヘッドスタジオ新・港区公演第二夜
Dance Exchange Project「Pyjamas vol.1」
中村恩恵のダンスサンガと岡登志子のアンサンブル・ゾネがそれぞれの振付作品を相互に振り移しました。異なる身体が共通言語を見いだしていく交換プロジェクトです。
9月8日(土) 16:00開演 9月9日(日) 16:00開演
演出・振付 : 中村恩恵/岡登志子
出演: Dance Sanga Ensemble Sonne 他
会場:ハンマーヘッドスタジオ新・港区
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
中村恩恵
イリ・キリアンが率いるNDTで活躍後、'07年にDance Sangaを設立。社会に対し、又現代社会に生きる人間に対し、舞踊が担うべき役割や可能性について思索し実践に繋げて行くことを主軸に活動を展開中。
岡登志子
Ensemble Sonne主宰。フォルクヴァング芸術大学舞踊科卒業後、神戸を拠点に活動を開始。現代に生きる人間の共通の身体を通して、実存を問う作品作りを目指し、年1回のペースで新作を発表している。
タンツテアター・ヴッパタール・ピナ・バウシュ舞踊団より
Helena Pikon 瀬山亜津咲 「UNTITLED」
ピナ・バウシュの急逝後も精力的にピナ作品の世界ツアーを続けるヴッパタール舞踊団。その中心ダンサーであるHelena Pikonと瀬山亜津咲による特別作品。ピナへの想い、それぞれの生きてきた道、そして未来。二人のダンスからピナの魂を見つけられるかもしれません。カンパニーの公演では見ることのできないダンサー達の姿を知る貴重な機会です。終演後二人によるトークも有り。
9月8日(土) 18:00開演 9月9日(日) 18:00開演
振付・出演: エレナ・ピコン 瀬山亜津咲
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
エレナ・ピコン
1975年Jacques PatarozziのダンスカンパニーLa Main設立に、Dana Sapiro, Malou Airaudo, Dominique Mercyと共に参加、フランスで活動する。1977年ヴッパタールでピナ・バウシュ作品「レナーテの移住」に参加。その後パリを拠点に活動。1981年よりピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団の正式メンバーとなる。
瀬山亜津咲
瀬山紀子に4才よりクラシックバレエを学び、その後国立バレエスタジオにて石沢秀子に師事。アメリカ、ノースカロライナ・スクール・オブ・ジ・アーツ留学を経てテキサスのバレエ・オースティン、メキシコ、キューバ等で研鑽を積む。その後ドイツに渡り、フォルクヴァング芸術大学で学んだ後、2000年ピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団に入団、現在に至る。
ハードコアコンテンポラリーダンス×オルタナティブロック
大橋可也&ダンサーズ+空間現代 「ウィスパーズ」「断崖」
日本ダンス界の極北を暗黒舞踏の方法論を基に日常に潜む闇に光を当てながら突き進むハードコアコンテンポラリーダンスカンパニー大橋可也&ダンサーズと2ndアルバムの発売を間近に控え音楽の彼岸を目指し迷走し続けるマッシュアップやカットアップ&コラージュを彷彿とさせる特殊な楽曲構成が特徴のオルタナティブロックバンド空間現代による一年ぶり第三弾となるコラボレーションは2011年8月初演の「ウィスパーズ」と最新作「断崖」のダブルビルをひっさげBankART Studio NYKのコンクリートフロアに初登場。アクションとサウンドの絶対的邂逅、さらなる最果ての地へ。
9月15日(土) 16:00開演 9月16日(日) 15:00開演
音楽:空間現代(野口順哉、古谷野慶輔、山田英晶)
ダンス:古舘奈津子、前田尚子、宮尾安紀乃、とまるながこ、檀上真帆、後藤ゆう
振付:大橋可也
音響:牛川紀政
終演後トークあり。大谷能生×平倉圭(9/15)、佐々木敦(9/16)
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
デジタルテクノロジーと舞踏が出会う
藤本隆行 「Node/砂漠の老人 ver.β」
この「Node/砂漠の老人」では、「データ」と「情報」と「知識」の関係を考えます。データは数値的で記録可能なもので、情報はデータを編集操作して作り出す概念であり、この2つは容易にコピーできます。それに対して知識は、同じ情報を異なる方法/角度から経験することで得られるもので、そこには、訓練等の体得する過程が不可欠です。それ故に、自分の知識を他人に移すことは、容易ではありません。 そのような構造を理解すること。経験の蓄積によってのみ得られる知識がある一方で、容易に偏った情報を生み出し得るということを、観るという経験を通して体感できるような、そのような作品を創りたいのです。
9月16日(日) 18:00開演 9月17日(月祝) 16:00開演
ディレクション・照明:藤本隆行
振付:白井剛
出演:吉本大輔 白井剛 本村一真グレン 平井優子
音楽:辺見康孝
会場:BankART Studio NYK 1F
入場料:前売 ¥2,000、当日 ¥2,500
藤本 隆行/kinsei(インディペンデントディレクター・照明デザイナー)
1987年、ダムタイプに参加。近年は個人的に、海外も含めた多くのアーティストとコラボレーションを行い、「true/本当のこと」(07年〜)などを発表。LED照明を含めたデジタル・ディバイスと人体の高密度の同期化に焦点を当てた,有機的な舞台を構築している。
「病める舞姫」を読み解く作品連続上演 Vol.1
和栗由紀夫、Jocelyne Montpetit、豊竹英大夫、鶴澤清友
「病める舞姫」
1977年雑誌「新劇」に連載された土方巽の「病める舞姫」は、不可思議な言葉の力によって、ジャンルを超えて多くのアーティストを触発してきました。舞踏、ダンス、義太夫の「病める舞姫」を上演します。
9月22日(土祝) 19:30開演
La Danseuse Malade (病める舞姫)
振付・出演 : ジョスリーヌ・モンプティ
翻訳 : 宇野邦一
病める舞姫
振付:和栗由紀夫
出演 : 和栗由紀夫 稲川光 稲川諒
「病める舞姫」を義太夫でかたる
作曲・演奏/豊竹英大夫(文楽大夫) 鶴澤清友(文楽三味線)
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
和栗由紀夫
1952年東京生まれ。アスベスト館で舞踏を修得。土方巽の舞踏メソッドの継承と展開に力を注ぎ、『舞踏花伝』を出版。主な作品に「地の骨」(2000年)、「魂の旅」(2003年)、「肉体の迷宮」(2010年)など。
ジョスリーヌ・モンプティ
グロトフスキー、エチエンヌ・ドゥクルーに師事。1980年代に来日、田中泯、土方巽、大野一雄の元で学ぶ。1986年モントリオールでJocelyne Montpetit Danseを設立。近作にFaune (2008), Nuit Nacht Notte (2009).
豊竹英大夫 文楽大夫
1947年大阪生まれ。祖父は十世豊竹若大夫(人間国宝)。67年三世竹本春子大夫に入門。その後、四世竹本越路大夫 (人間国宝)の門下に。71年国立劇場奨励賞、78年文楽協会賞、2003年国立劇場文楽優秀賞受賞。
鶴澤清友 文楽三味線
1947年神奈川県生まれ。71年二世鶴澤道八に入門し、師の初名を名乗る。72年国立劇場で初舞台。82年鶴澤清治の門下に。79年文楽協会賞、87年文楽協会奨励賞受賞。
BankARTがAsiaになる
Asia Tri
インドネシアのジョクジャに拠点を置くビモ・ダンスシアター、女性ダンサーのみのタンビ・ダンスカンパニーと福岡を拠点にする劇衆・上海素麵工場による3夜にわたるアジア的祝祭
9月21日(金) 19:30開演 劇衆・上海素麵工場 『羅紗面天麩羅-その参』(戯作・演出:支那海東 振付:上杉満代)
9月22日(土祝) 16:00開演 劇衆・上海素麵工場 タンビ・ダンスカンパニー ビモ・ダンスシアター
9月23日(日) 16:00開演 劇衆・上海素麵工場 タンビ・ダンスカンパニー ビモ・ダンスシアター ピクスユニット Kazco
会場:BankART Studio NYK 1F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
劇衆・上海素麵工場
1977年支那海東により結成、福岡を拠点にテント公演を重ねる。上海で祖父の経営する素麵工場にちなみ現劇団名とした。近年は同郷の詩人古賀忠明作品と有明海のダイナミズムを作品化している。
ビモ・ダンスシアター
ジャワ舞踊の巨匠故バゴン師の高弟でもあったビモ・ウィヲハトモの主宰する、インドネシアを代表するコンテンポラリーダンスシアター。
タンビ・ダンスカンパニー
ジョクジャカルタ、TEMBI Studioで2008年に発足した若手女性ダンサーのみで構成されるダンスグループ。ジャワ舞踊を基礎に現代性のある作品を発表している。
大野一雄舞踏研究所研究生総出演
大野慶人 ルーシー・グレゴワール 「時の風」
2004年よりケベックで3つの作品を共同制作した大野慶人とルーシー・グレゴワールのデュオとソロを本邦初公開します。
9月27日(木) 19:30開演 9月28日(金) 19:30開演
演出・振付・出演:大野慶人 ルーシー・グレゴワール
音響:國府田典明
衣装 : 大野悦子
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
大野慶人
1938年東京に生まれる。1959年土方巽の「禁色」で少年役を演ずる。以後、アルトー館、暗黒舞踏派公演に参画。85年「死海」で大野一雄と共演、86年以降大野一雄の全作品を演出。1998年、郡司正勝氏の遺稿を基に「ドリアン・グレイの最後の肖像」を上演。近作に2009年 「EYE」、2010年「たしかな朝」。
ルーシー・グレゴワール
70年代にグループ・ヌーヴェル・エールに参加。1986年自身のカンパニーを設立、その後10余年をニューヨーク、フランス、日本で過ごす。自身のソロ作品、グループ作品、また振付作品など、30作以上を発表してきた。モントリオールのAgora 劇場で定期的に公演を行う。
大野慶人とのデュオ作品「Eye」(2004)「Flower」(2009)「In Between」(2011)を創作。
土方巽「あんま」を読み解く
笠井叡「あんまの方へ」
土方巽がExperienceとAvant-gardeの2本のトーチを掲げて、未だ見えぬ、しかし厳然と存在する舞踏に向けて邁進していた同時代に、笠井叡もまた舞踏へと歩み始めました。笠井叡が舞踏最初期に挑みます。
9月29日(土) 19:30開演
演出・振付・出演:笠井叡
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
終演後トークあり ゲスト:巌谷國士
笠井叡
三重県生まれ。モダンダンスとクラシックバレエを経て、大野一雄に出会い舞踏にふれ、土方巽作品「バラ色ダンス」(1965年)、「形而情學」(1967年)などに出演。同時に「磔刑聖母」(1966年)などソロ作品を発表。1971年天使館を設立。1979年ドイツに渡り、オイリュトミーを学ぶ。「花粉革命」(2001年)、「透明迷宮」(2006年)、「血は特別のジュースだ。」(2011年)等世界各地で上演。
巖谷國士
1943年東京生まれ。フランス文学者、明治学院大学名誉教授。20世紀のシュルレアリスムを専門として多数の研究書、解説書、翻訳書を出版。批評家、エッセイストとしても、芸術・文化から旅・庭園・植物など多彩な分野で執筆、講演をおこなっている。瀧口修造や澁澤龍彦と交流があり、土方巽の「あんま」を見ている。
東インド古典舞踊"オリッシー"
ラフール・アチャリヤ 「MOKSHA 解放」
紀元前から東インドで神々への奉納舞として踊られてきたオリッシー。寺院彫刻に命が吹き込まれたような踊りで「生きた彫刻」と呼ばれている。力強く直線的な"チョウコ"と、優雅で曲線的な"トリバンギ"。この対照的なポーズを軸に、両性具有性をもった若手旗手が、流れるように、また律動的に、細やかに踊る。MOKSHA(モクシャ)は、オリッシーの舞台の最後に踊られる演目。この世のすべての苦しみからの解放、魂の平穏への願いが込められている。
9月29日(土) 16:00開演 9月30日(日) 16:00開演
振付・出演:ラフール・アチャリヤ 篠原英子
会場:BankART Studio NYK 1F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
ラフール・アチャリヤ
グル(=師)・デバプラサッド・ダス・スタイルの流れを継ぐ、グル・ドゥルガー・チャラン・ランビールの愛弟子として4歳からオリッシーを学び始める。彼の踊りの最大の魅力はこの流派ならではの深く力強く美しいチョウコと、軸のぶれない躍動的な動きだが、同時にスローモーションのような動きのなめらかさと繊細な表現力をも併せ持つ踊り手だ。世界を舞台に活躍する若手実力派として、2008年には、男性ダンサー初のUstad Bismillah Khan Yuva Puraskarアワードを受賞。
リサーチプロジェクト
コミュニティダンスとしてのPARAPARA part 2
バブル崩壊の後もぎらつくミラーボールの下にあったPARAPARAは、近年コスプレイベントのアニソンの振付で踊られています。ユーロビートに乗ったブームは遙か過去のことですが、コスプレやアニソンという本来無関係なものと違和感なく合体し、ダンス形式としてしぶとい生命を保っているように見えます。2010年開催のリサーチプロジェクトに引き続き、パフォーマンスとトークと共に、コスプレダンパを開催します。レイヤーさん大歓迎、コスプレで参加して下さい。
9月30日(日)
13:00開場 コスプレダンパ 21:00終了
18:00開演 パフォーマンス 終演後ラウンドテーブルがあります
カワムラアツノリ「ダンパ・ダンパ・ダンパ@ヨコハマ」
演出・振付 : カワムラアツノリ 出演: 初初期型+neu! (しょしょきがたぷらすのい!)
ラウンドテーブル : 松本みつぐ(DJ) 大嶌徹(玉川大学非常勤講師) 牛島えっさい(コスプレ評論家)
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:コスプレイヤー 1,500円 コスプレ無し 2,000円
ソロダンス&ビデオインスタレーション
タケヤアケミ SOSに関する小作品集(Solo Version)
「SOS」という単語の意味と綴りから導き出される言葉と身体イメージによって、31個の「SOS」という限界状況を物語ることを試みます。またソロ公演の他に創作プロセスのドキュメンタリービデオ作品を展示します。展示は毎日開演時まで公開。展示のみの観覧は無料。
10月5日(金) 19:30開演
10月6日(土) 16:00開演
10月7日(日) 17:00開演
作・構成・演出・振付・出演:タケヤアケミ
映像デザイン&ディレクション:泉山朗土
映像デザイン:トーマス・ワーゲンソンマラー
制作:イメカ
会場:BankART Studio NYK 1F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
タケヤアケミ
振付家,パフォーマー。91年よりウイーン在住。ソロ活動以外に,グラニュラー・シンセサイズ(映像音響プロジェクト"モデル5")や,音楽家のトム・コラ、クリスチャン・フェネス、古館徹夫等,他のジャンルのア−ティストとのコラボレーション多数。09年,JCDN主催「踊りに行くぜ!Vol.10」にてソロ作品「触覚」を公演して以来,日本での作品創作・発表を毎年行う。
「病める舞姫」を読み解く作品連続上演Vol.2
田辺知美、川口隆夫 病める舞姫をテキストにー2つのソロ
舞踏の創始者、土方巽著『病める舞姫』のひとたび踏み込めば迷宮のようなテキストの、<畳>という言葉をキーワードにいくつかの文章にフォーカスし、畳一畳をめぐって踊ります。(2012年5月Whenever Wherever Festivalにて初演)
10月5日(金)21:00開演
10月6日(土) 18:00開演
振付・出演 田辺知美、川口隆夫
衣装 北村教子
会場:BankART Studio NYK 3F
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
川口隆夫(パフォーマー)
90年よりダンスカンパニー「ATA DANCE」を共同主宰。96年からダムタイプに参加している他、独自にソロ活動を展開。特に03年以降は音楽とアートの領域をまたぐ作家達とのコラボレーションを行っている。07年から藤本隆行(ダムタイプ)白井剛(AbsT)とのプロジェクト「true/本当のこと」に参加。また「自分について語る」パフォーマンスシリーズ『a perfect life』を継続展開中。
田辺知美(舞踏家)
大学在学中に踊りを始める。神領国資、大森政秀に師事。1985年「イプシロン」神遊館。1987年「舞踏新人シリーズ」テルプシコール。1989年よりダンス 白州に参加。1997年より毎年「金魚鉢」シリーズ公演。助産師としても活動中
回遊型プロジェクト
【横浜ダンス界隈2012】
街中の様々の空間を活用してダンス公演を行いながら、観客は地図を片手に移動しながら見る恒例のプロジェクト。詳細ルートは当日発表。野外もありますが小雨決行。
日時:10月7日(日) 13:00開演 12:45までにBankART Studio NYKで受付をして下さい。
振付・出演:ヨネヤマママコ アオキ裕キ 新人H 岡登志子 プロジェクト大山 藍木二朗 鈴木拓朗他
会場:BankART Studio NYK周辺6ヵ所を予定。ルートは当日発表。
入場料:前売 ¥2,500、当日 ¥3,000
Information
チケット
入場料金:各公演(以下を除く) 前売2,500円 当日3,000円
「Node/砂漠の老人ver.β」:前売2,000円、当日2,500円
「コミュニティダンスとしてのPARAPARA part2」:コスプレイヤー1,500円、コスプレ無し2,000円
[チケット割引]
学生・シニア(60歳以上)500円割引き 学生証等提示して下さい
フェスティバルパスポート 10,000円 全演目を1回観覧可。記名を頂く方ご本人のみ使用できます。
1 日通し券 : 4,000円 同日に行われる2公演を見られます。購入されたご本人のみ使用できます。
予約・お問い合わせ:
BankART1929 ohnofes@bankart1929.com
WEBフォーム 【こちらをクリック】
TEL 045-663-2812 FAX 045-663-2813
ご予約はWEBフォームにて、公演名、ご来場日、氏名、連絡先、チケット枚数を明記の上お申し込み下さい。
(お電話、FAXでのご予約も受け付けています。)
アクセス
【BankART Studio NYK】
横浜市中区海岸通3-9 TEL 045-663-2812
みなとみらい線馬車道駅下車6番出口[赤れんが倉庫口]より徒歩4分
※「BankART Studio NYK」は、横浜市との協定によりNPO法人BankART1929が運営しています。
【ハンマーヘッドスタジオ新・港区】
横浜市中区新港2-5 TEL 045-225-8212
横浜みなとみらい線「馬車道駅」6番出口[赤れんが倉庫口]
万国橋・ワールドポーターズ方面へ新港ふ頭まで直進 徒歩約10分。
「ハンマーヘッドスタジオ新・港区」は、横浜市文化観光局の委託を受けてNPO法人BankART1929・新港ピア活用協議会の共同事業体が運営しています。
[ご来場の際の注意事項 ]
※新港ふ頭内は、原則、関係者以外の立ち入りは禁止です。安全管理上、決められたルート以外に建物の外には出ないようお願いします。
※新港ふ頭内に来場者用の駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
主催 | 大野一雄舞踏研究所,BankART1929 |
---|---|
共催 | 横浜アーツフェスティバル実行委員会 |
助成 | 平成24 年度文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業) |
オーストリア教育・芸術・文化庁 | |
ウイーン市文化局 | |
オーストリア文化フォーラム東京 | |
企画協力 | NPO舞踏創造資源、Asia Tri、イメカ |
協力 | Tanztheater Wuppertal Pina Bausch、 慶應義塾大学アート・センター、PARC国際舞台芸術交流センター、 Impuls Tanz、 JCDN |
後援 | ケベック州政府在日事務所 |
Dance Dance Dance @ YOKOHAMA 2012 参加イベント