大野一雄をジャケットイメージにした、Antony & the Johnsons の新譜CD。
リーダーでヴォーカルのAntony Hegartyは1990年代にニューヨークで大野一雄の公演を観て以来、最も尊敬するアーティストとして大野一雄の名を挙げています。数年前、Antonyから本ウエッブサイトに送られた、CDジャケットへのイメージ使用を希望するメールから、このコラボレーションが実現しました。
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Antonyの中性的なキャラクターと劇的な構成、透明でどこかユーモラスでもある雰囲気は、大野一雄の世界観に通底するものを感じさせます。ビョークなどとの共演もあるユニークなアーティスト、Antonyの音楽を是非聴いてみて下さい。
Another Worldのイメージは、1986年、パリ市立劇場サラ・ベルナールの部屋でのフォトセッション。撮影Pierre-Olivier Deschamps。The Crying Lightは、1977年有楽町第一生命ホールで初演された歴史的公演「ラ・アルヘンチーナ頌」の舞台写真。撮影池上直哉。
Antonyはかつて、ルー・リードのバックメンバーとして来日したことがありますが、次回はAntony and the Johnsonsでの来日が待たれます。
伝説の1977年「ラ・アルヘンチーナ頌」初演のチラシから、1981年「わたしのお母さん」初演、2000年「宇宙の花」までのオリジナルチラシ10枚組み。 【セット内容】 「ラ・アルヘンチーナ頌」(1977,1994)「わたしのお母さん」(1981,1995,1998)「花鳥風月」(1991)「睡蓮」(1994)「天道地動」(1997,1998)「宇宙の花」(2000) |
2000年11月オリベホールにおける「大野一雄オンスクリーン」のカタログ。大野一雄出演映像16作品を一挙上映した。豊富な写真とテキストで構成され、ぬまのまさこ氏による珍しい漫画は必見。大野一雄出演全映像リスト付き。全20頁。白黒。 | ||