ライムント・ホーゲ(Raimund Hoghe)
特別ワークショップ
ジャーナリストとして出発したホーゲ氏は、1986年に大野一雄のドイツ公演を『Die Zeit』に記事にしています。ピナ・バウシュ・ブッパタール舞踊団のドラマトゥルクを経て、1994年から自身の作品に取り組み、近年日本においては、2002年に横浜赤レンガ倉庫の杮落としで『Another Dream』を、2012年に神奈川芸術劇場で『牧神の午後』を発表。マリア・カラスを讃える作品『36, Avenue Georges Mandel』(タイトルはマリア・カラスが最後を迎えたパリのアパルトマンの住所。2007年初演)や、ジュディー・ガーランドを取り上げた作品『An Evening with Judy』(2013年初演)など、音楽を素材にしている作品も少なくありません。今ワークショップでは、「音楽と動きの関係性」また「踊っている時に音楽とどう繋がるのか」というテーマをもとに、ビデオ上映や音楽についての話も交え、ホーゲ氏のいくつかの作品から短いシーンを体験します。
*英語によるワークショップですが、日本語通訳が入ります。
日時 | 2014年5月26日(月) 20:00-22:00(開場19:30) |
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会場 | 大野一雄舞踏研究所(横浜市保土ヶ谷区上星川1-20-15) ※当日緊急連絡先:080 5195 8662(中島) |
料金 | 2,000円(当日受付時にお支払いください。) |
定員 | 20名(先着順・予約制) |
主催 | 国際シンポジウム〈老いと踊り〉実行委員会 |
協力 | 京都造形芸術大学 「舞台芸術作品の創造・受容のための領域横断的・実践的研究拠点」 | 申込 / お問合せ | mailto:agingbodyindance@gmail.com お名前・ご連絡先を明記の上e-mailにてお申し込みください。 |
Raimund Hoghe [ライムント・ホーゲ]
ヴッパタール(ドイツ)生まれ。現在はデュッセルドルフ在住。ドイツの週刊誌『Die Zeit』上で、アウトサイダーや著名人について執筆した批評を発表することからキャリアをスタート。これらの批評はのちに数冊の本としてまとめられている。1980年から90年までピナ・バウシュ・ヴッパタール舞踊団でドラマトゥルクを務め、後に同舞踊団についても2冊の本を著している。1989年からは自らダンサーや俳優のための舞台活動を展開し始め、1992年からは造形芸術家ルカ=ジャコモ・シュルテとの共同作業を継続している。1994年には最初のソロ作品《Meinwärts》を製作、続いて製作された《Chambre séparée》(1997)と《Another Dream》(2000)とを合わせ”20世紀に関する三部作”として発表している。また、舞台活動の傍ら多数のテレビのプロジェクトにも関わる。そのうちの1本《Der Buckel》は、1997年西部ドイツ放送の依頼により製作された彼の自伝的作品。彼の著書は複数の言語に翻訳され、またその舞台作品はヨーロッパ各国、南北アメリカ各国、さらにはアジア各国、オーストラリアなどに招聘されている。 2001年「ドイツ・プロデューサー振付賞」受賞 2006年《Swan Lake, 4Acts》がフランス批評家による「最優秀外国作品賞」受賞 2008年 ダンス専門誌『ballettanz』の批評家投票により「ダンサー・オブ・ザ・イヤー」受賞
関連リンク www.raimundhoghe.coma>