大野一雄の1980年
-国際的な言説の運動とパフォーマンス-
- 資料ID
- ana-002
- 著者
- 武藤大祐(群馬県立女子大学)
- 発行
- 2012年2月
- 画像データ
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要旨
本稿では、1980年に始まる数年間での、大野一雄と欧米世界との接触に焦点をあて、大野の身体と国際的な言説が相互作用しながら、どのようにナショナルな境界や文化的な境界と戯れ、意味を産出または再生産したのかを考察したい。その手段として、大野一雄舞踏研究所でアーカイヴ化されている大量の資料―公演評や雑誌記事、パンフレットなど―の分析を行う。