秘する肉体(からだ)〜大野一雄の世界
大野慶人監修/クレオ編集
株式会社クレオ発行 2006年 131ページ 大判(23×30cm)
販売価格:2,200円(税込)(本体価格:2,000円)
「これまで数多くの写真家が大野一雄を撮影しました。そこに写し出されているのは肉体です。写真は肉体に
隠されたものを写すことはできません。しかし、大野一雄の肉体が、生と死の悲しみを秘すると同時に、その
踊りが肉体を秘して、魂が現れたものだとすれば、そこに写し出されているのは大野一雄の魂そのものなのか
もしれません。」大野慶人序文より
大野一雄は、写真を撮られることが好きだった。公演のリハーサルで、大勢のカメラマンが舞台のかぶりつき
で写真を撮るので、気持ちよく踊ったのだが、本番ではカメラマンがいなかったからがっかりした、という逸
話も残っている。大野一雄を長く撮り続けた細江英公氏や池上直哉氏を始め、荒木経惟氏やダイトウノウケン
氏など、42人の写真家による大野一雄写真集。
写真:池上直哉
写真:細江英公
写真:上田義彦
写真:荒木経惟